【MTGストーリー紹介】第4回 エルズペス、死に打ち勝つ【テーロス還魂記】
はじめに
前回のお話の中で、神々の闘争により、定命の世界と死の国つなぐ裂け目ができ、二つの世界がつながった話をしました。
今回は、その噂を聞きつけた英雄エルズペスが、定命の世界へとつながる裂け目を目指し、進攻を続けるお話です。
このエピソードの最後には、ついに仇敵ヘリオッドと相まみえることに…。
記事を読むにあたって
※この記事は、公式の物語概要やキャラ紹介の情報をかき集めて作ったものです。
もし間違いや追加情報があった場合は、ぜひ出典を添えてコメント欄に記載をお願いします!!
楽しく紹介することを目指してるので、小さな祖語は許して…!(小声)
今回の関連カード
勝利への躍進
エルズペスは、アショクの悪夢から入手した影槍を手に、定命の世界への脱出を目指し、死の国を駆けます。
彼女のその旅の中、多くの仲間を集め、また多くの戦いに勝利します。
そして、その勝利のたびにこのように叫ぶのです。
「これこそが真のクルソー!ヘリオッドの手にあるものは偽物です!」
![](https://storyofmtg.com/wp-content/uploads/2020/02/やくしん.png)
ケイリクスとの激突
また、彼女の眼前に立ちふさがるのはただの敵ばかりではありません。
そう、クローティスから遣わされたケイリクスもまた、彼女を阻止しようとする一人なのです。
![](https://storyofmtg.com/wp-content/uploads/2020/02/けいりくす.png)
ただ、エルズペスは歴戦の勇者その一人。
対して、ケイリクスは生まれたての戦士です。
幾多もの激突に、エルズペスは必ず勝利しました。
そんな戦いの中、ケイリクスもまた、学んでいくのです。
自分の敵を、そして自分自身を。
永遠の安息たるこの国を脱しようとする彼女の不合理さに、困惑を覚えながら。
![](https://storyofmtg.com/wp-content/uploads/2020/02/しつよう.png)
ヘリオッドとの対峙
そして、出口に立ちふさがるケイリクスを倒したその時、ついにヘリオッドがその姿を表します。
彼の胸の中には、ただひとつの信念と、恐怖が。
「逃走されてはならない…エルズペスこそ我が終焉となる存在…そして、全ての原因」
![](https://storyofmtg.com/wp-content/uploads/2020/02/かいにゅう.png)
理性を捨てたヘリオッドは、その手に神槍クルソーを握りしめ、エルズペスへと突撃したのです。
しかし、その槍は即座に彼の手の内にて砕けます。
それは、エルズペスが勝利のたびにあげていた鬨の声。
「これこそが真のクルソー!ヘリオッドの手にあるものは偽物です!」
この声が、それを聞いた魂を信じさせたのです。
そして、その信心こそが、ヘリオッドの神槍を崩壊へと導いたのでした。
目の前に突きつけられる、かつて自分のものであった槍先を見つめ、彼はついに膝を折ります。
ヘリオッドの神罰
これに喜びを隠しようがないのが、死の神エレボスです。
ヘリオッドの蛮行により起こったあらゆることに激昂し、また疲弊していたエレボスにとって、こんなに愉快なことがありましょうか。
エレボスは、ヘリオッドを容易に打ち倒したあと、彼を巨岩の下に据えたのです。
彼への罰として、ヘリオッドが永遠の時を苛むか、地上の崇拝者から忘れ去られるまで…。
その様子を表した「ヘリオッドの神罰」は、まさに今回の「太陽冠のヘリオッド」を殺す能力になってますね。
![](https://storyofmtg.com/wp-content/uploads/2020/02/しんばつ.png)
エレボスは、今回の英雄たるエルズペスへと永遠の感謝を告げ、そして定命の世界への安全な帰路を与えたのでした。
これが、エルズペスをめぐる、仇敵ヘリオッドとの戦いを描いた英雄譚の全容です。
![](https://storyofmtg.com/wp-content/uploads/2020/02/しにうちかつ-1.png)
今回はここまで!
これが、テーロス還魂記のあらすじです。
ヘリオッドの裏切りによって終わった「テーロス」での物語の続きとして、まさに「英雄譚」と呼べるハッピーエンドを迎えた名作ですね!
今回でメインストーリーは終わりになりますが、テーロス還魂記には、まだご紹介できていない世界観がいくつかありますので、このあとも少しだけ続けたいなと思っています。
次回もお楽しみに!
*出典*
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