【MTGストーリー紹介】第3回 神々の闘争【テーロス還魂記】
はじめに
第一回、そして第二回にて、死の国を訪れたエルズペス、そして死の国とは何なのか、ということについてお話をしました。
第三回の今回は、エルズペスが死の国から脱出する契機となる、神々の闘争のお話。
今回のテーロス還魂記で、5神とともに、5柱の「亜神」がいる意味…知ってますか?
記事を読むにあたって
※この記事は、公式の物語概要やキャラ紹介の情報をかき集めて作ったものです。
もし間違いや追加情報があった場合は、ぜひ出典を添えてコメント欄に記載をお願いします!!
楽しく紹介することを目指してるので、小さな祖語は許して…!(小声)
今回の関連カード
ヘリオッドの焦燥
エルズペスを死の国送りにしたヘリオッド。
しかし、その不安はまだ消えません。
いち定命の者であったゼナゴスが神へと昇格されるのを見て、万神殿の頂点(自称)たる自分の地位が危ういと感じたのです。
「この地位は誰にも渡さん…」
彼は「蘇りし者」となっていたダクソスを亜神として蘇らせ、こう命じたのです。
「大都市メレティスにおける他の神々の痕跡を完全に消し去れ」と。
神々の闘争
このヘリオッドのスーパーご乱心タイムに対し、他の神々は激おこなわけです。
対抗するように、他の神々も、自身の勇者を召喚し、ヘリオッドに対抗します。
・鍛冶の神パーフォロスは、ありしのアクロスの王アナックスを。
・海の神タッサは、かつて争いあった伝説の船乗りカラフィを。
・狩猟の神ナイレアは、テーロス伝説の狩人レナータを。
・そして、死者の神エレボスは、オドゥノスの殺人王ティマレットを。
神によって召喚された彼らは、属性として亜神を持ち、信心に左右されるステータスを持っています。
こうして、神々の闘争が幕を開けたのです。
つながる世界
神々の争いによって、定命の世界が無事であろうはずがありません。
公式のストーリーカードでは、「空の粉砕」もその光景の一つだと説明しています。
そして、この闘争が世界へ及ぼした最も大きい影響が、「死の国に裂け目ができ、定命の世界とつながってしまった」ということなのです。
前もご紹介した通り、死の国にはあんなやつやこんなやつみたいな怪物がたくさんいる世界のため、それらが定命の世界になだれこんできたわけですね。
もう世界はてんやわんやになってしまいます。
この噂は、瞬く間に死の国に広まったとされています。
そして、それを聞きつけた、死の国の英雄が一人。
そう、死の国から脱出をもくろんでいた、エルズペスです。
クローティスの激昂
死の国の看守であり、運命の神たるクローティスは、死者たちが「運命に逆らい」定命の世界へ蘇るのをみて激昂します。
そして、それらの阻止のために、彼女の使者たる「運命の工作員」を大量に派遣します。
しかし、プレインズウォーカーたるエルズペスの進攻を止めるには、普通の者では太刀打ちできないことを彼女は知っていました。
そして、彼女を止めるべく、自身の傑作とも言える運命の工作員を作り上げたのです。
それが
ケイリクスです。
エルズペスの進攻を止める、ただそのためだけに、ケイリクスはその影を追い続けるのです。
今回はここまで!
今回は、エルズペスの脱出につながる神々の闘争のお話でした。
テーロス還魂記でもよく使われているカードたちは、実はこれらの一部を切り取ったイラストなのですね。
次回は、ついにテーロス還魂記完結編!
エルズペスとケイリクスの闘争、そしてヘリオッドとの激突です。
お楽しみに!
*出典*
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