【エルドレインの王権】第6回 ガラクの呪い

2021年2月7日

目次

はじめに

前回で、ついにエルドレインの物語の核、事件の真相とその犯人がわかったのでした。

エルドレイン界の悪党オーコは、崇王ケンリスを大鹿へと変身させ、それをエルフに狩らせることで、僻境vs王国の戦争を起こすつもりだったと。

オーコが「王冠泥棒」と呼ばれている理由も、このあたりなのでしょう。

今回は、オーコに捕らわれた双子の場面から、ドゾー( っ・ω・)っ

 

記事を読むにあたって

※この記事は、公式の物語概要やキャラ紹介の情報をかき集めて作ったものです。

もし間違いや追加情報があった場合は、ぜひ出典を添えてコメント欄に記載をお願いします!!

楽しく紹介することを目指してるので、小さな祖語は許して…!(小声)




ウィルの説得

オーコと大鹿はそろって森の中へ消えてしまいました。

茨の檻に捕らわれたのはウィルとローアンとカドー。

そして、狩人のそばにシーリス。

 

ウィルは父のためならどんな危険をも犯す覚悟で、狩人に話しかけます。

 

「僕を覚えていますか? 締めつけ尾根で、少しの間一緒に歩きました。話もしました。僕の好きな歌を少しうたったりもしました」

 

やっと戻った、この狩人と出会った締め付け尾根での記憶。

ウィルはその時に歌った鼻歌を聞かせました。

狩人は、静かに、低く言葉を発します。

 

「覚えている。ウィル・ケンリス」

「友人のシーリスを解放してもいいですか? あの蔓はオーコの術であり、あなたのではありません。手首の蔓を解いても、この茨の檻から出ることにはなりません」

 

ウィルには確信がありました。

この狩人はオーコの命令を実行しているだけであり、あの時発した「二人を傷つけるな」というそれがまだ続いていると。

狩人が黙ってうなずいたのを見届けて、ウィルはシーリスを解放しました。

 

「あの人、呪われているの。血も肉体も、心も何かの腐敗に汚されている。その人の右肩、首のすぐ下に石かクリスタルの破片が埋まっているわ。」

 

シーリスはウィルに抱きつきながら訴えました。

ウィルが狩人のそれを見ると、確かにそこから邪悪な魔法を感じます。

自分の名前も思い出せない、ただオーコの命令をきくだけの戦士となってしまった彼の呪いが解ければ、不要な戦いを避けてオーコを追えると、ウィルは思いました。

「その破片を取り出させてくれませんか。シーリスならできます。あなたの力になりたい。」

「父を取り戻したいんです。このままでは、狩られて殺されてしまいます。」

 

やがてローアンがシーリスの隣にやって来て言いました。

 

「ウィルの言う通りよ。私たちの両親は、王国とその美徳のために人生を捧げてきた。オーコがあなたにしたことは間違っている。手助けをさせて」

 

双子の説得に、狩人はしばらくの沈黙の後、膝をついたのでした。




狩人ガラク

シーリスは治療箱からメスと鉗子を取り出し、確かな手つきで一つ切開を入れ、破片を掴んで引き抜きました。

長く息を吐き、シーリスは手の上のくすんだ破片を見つめます。

 

ですがそれもつかの間。

 

狩人の腕の血管が大きく脈打ち、黒い触手が皮膚の下にうねって広がっていきました。

男は暴れまわり、振り回した腕がシーリスに直撃。

彼女は悲鳴とともに地面に叩きつけられました。

イメージはこんな感じ

 

狩人は目を見開き、くぐもった声で言いました。

 

「ガラク。親父は俺をガラクと呼んだ。かつて俺は怪物を狩っていた。今や、俺が怪物だ」

「あのプレインズウォーカーは俺を忠犬と呼んだ。だが手綱は切られた。あれを狩り、殺す」

 

ガラクと名乗ったその男は、咆哮とともに茨の檻を引きちぎると、憤怒に燃えたまま駆けて行ったのでした。

 

ローアンとウィルは、シーリスに駆け寄りました。

足を骨折したシーリスは、苦痛のままに言います。

 

「私、完全に間違っていた。あの石は呪いを抑えていたのよ」

 

とはいえあの狩人は自分の名を思い出し、つまりオーコの支配からは解放されたのでしょう。

ウィルはカドーを説得すると、シーリスとともにアーデンベイルに戻り、リンデン女王に伝えるよう願い出ました。

双子は石の破片を受け取ったのち、門へと帰る二人を見送ると、ガラクを追ったのでした。




今回はここまで

今回は、ガラクをめぐるエルドレインのストーリーについて。

一応、知らない方のために解説をしておきますと…。

 

ガラクにこの呪いをもたらしたのは、オーコではなくリリアナですね。

※オーコは、彼を得意の催眠術で操っていただけ。

主犯ヴェリアナ

“鎖のヴェール”を探していたリリアナに襲い掛かったガラクは、返り討ちにあうとともに、この呪いを引き受けてしまいました。

公式ではコミックになっていますね

その後、ジェイスにより面晶体を埋め込まれ、呪いを押さえていましたが、今回シーリスがそれを除去してしまった…というわけです。

さて、ついに呪いによってその生命を奪われようとしているガラク。

次回はその行く末も含めたお話!

 

お楽しみに!

 

 

*出典*

『エルドレインの王権』物語ダイジェスト:第6回 王冠泥棒、オーコ

The Hunter and the Veil

 

Posted by オクハラデン