【テーロス還魂記】第7回 テーロスはなぜ「星座」なのか…など
はじめに
テーロス還魂記のストーリー紹介も第7回!
そして今回で最終回!
というわけで今回は、本筋の話から漏れた、でも知っておくとテーロス還魂記のカードが見てて面白くなる!
そんなお話をご紹介したいと思います。
星座の話
テーロスにおいて、その夜空は「ニクス」と呼ばれ、神々の住まう地とされている。
テーロスにて定命の者達が眠り、夢を見る時、彼らは「ニクスを訪れている」のだと言わるのだ。
そして、神々が定命の者達の前に姿を現す際、その物理的な姿は夜の空であるニクスに満たされている。
神話の世界観らしいこの設定こそ、テーロスに「星座」のコンセプトカードが多い理由になります。
今回の神々のショーケース枠が星座に描かれているのもこの設定からですね。
また、定命の世界に神の遣いが現れるとき、彼らにはニクスが染み込み、その夜空が体に現れます。
神々の闘争で呼び出された亜神たちにも、よく見るとちゃんとその星空が描かれているのがわかりますので、ぜひイラストを注意深く見てみてください!
エンチャントの話
テーロス次元においてエンチャント(魔力)とは、神々の魔法そのものであり、神々自身が生けるエンチャントとされています。
そして、あらゆるエンチャントは神々からの贈り物――神格の力によって魔法が独自の形を成したものであると考えられているのです。
この設定が、テーロス還魂記の「エンチャントが多い」というコンセプトの源ですね。
そして、このエンチャント・クリーチャーたちにも、上述の星空が描かれているのがわかるかと思います。
逆に言うと、星空が描かれているクリーチャーたちは、神に関わってるヤツらなんだなーとか思うと、イラストを二倍楽しめたりします。
ケイリクスのその後
死の国からの脱出を目指すエルズペスを止めるべく、運命の神クローティスより生み出されたケイリクス。
彼は最後までエルズペスに勝利することなく、定命の世界への脱出を遂げた彼女が他次元へ渡り歩くのを見送ってしまいます。
エルズペスを止める、そのためだけに生まれてきたケイリクス。
一度としてその歩みを止められなかったという事実は、彼にとっては存在意義の否定とも言える出来事でした。
全身をさいなむ苦悩…。
その時
彼の内に奇妙な認識が点ったのです。
そして彼はエルズペスを追って旅立ちました。
そう…”次元を越えて”。
と、いうわけで、テーロス還魂記の物語の締めくくりは、ケイリクスがプレインズウォーカーとして目覚めるところで締めくくられます。
ストーリーカードで示唆されているフラグを回収する形での結末ですね。
神より生まれたプレインズウォーカーらしい、"エンチャント"を自在に操る能力をもつケイリクス。
果たして次はどの次元にて実装されるのでしょうか…!?
また彼がカード化される時が楽しみですね!
今回はここまで!
今回は、知っているとカードイラストがより楽しめる豆知識などのご紹介でした!
テーロス還魂記のご紹介は、ここまででいったん以上となります。
今までお付き合いいただき、ありがとうございました!
次回はひとつ戻って、エルドレインの王権のご紹介を始めていこうと思っています。
お楽しみに!
*出典*
Discussion
New Comments
No comments yet. Be the first one!