【ネオ神河】第4回 ジン=ギタクシアスの策略【ストーリー】

はじめに

ついに皇、神河に戻る

ということで前回、魁渡が十年以上探していた皇こと"放浪皇"が神河へ戻りました。

しかし、もちろん脅威が去ったわけではなく…。

テゼレットとジン=ギタクシアスの暗躍は続いています。




目次

迫る脅威

タミヨウも合流し、皇宮へと戻った魁渡と皇。

皇は守護精霊の香醍と再会しますが、神は苦しむかのように悶え、また皇も呼応するように震えていたのでした。

タミヨウは説明します。

皇の灯はまだ不安定であり、助力なしに次元に留まることが難しいのだと。

「助力ってどうすれば?」

両腕に力を込め、魁渡はふたりへと近づいた。

「俺は何ができますか?」

(中略)

皇は短く頷き、タミヨウは魁渡を見て手を差し出した。

「現実チップを」

 

魁渡は盗み出したそれをポケットから取り出すと、タミヨウは皇の手の甲へと置きます。

危険性や影響もわかりきらない、暫定策。

ワイヤーが皮膚へと融合した現実チップは、ひとまず皇を落ち着けますが、同時に彼女にあるものを見せたのでした。

それはジン=ギタクシアスが蜂起軍たちに、皇の帰還の情報をリークしている光景。

つまり、蜂起軍が永岩城を襲いに来るというしるし。

途中で加わった軽脚と英子とともに、彼女らは迫る二つの脅威に備えることになったのでした。

「もっと差し迫った危険があります。あの実験室に残してきた研究内容です」

タミヨウは考えるように言葉を切った。

「実験室を破壊したなら、そこで進んでいた計画の全てを破壊したなら――あるいは、現実チップとの繋がりを断つことで、陛下は灯をよりよく制御できるかもしれません」

 

真っ先に研究所破壊を名乗り出る魁渡。

それに同行することを決めたタミヨウ。

そして皇は現実チップを守りつつ、蜂起軍と戦う民を率いる。

それぞれの役割を明らかにした英雄たちは、作戦を実行すべく動き始めたのです。




研究所の内部へ

大田原の研究所へと辿り着いたタミヨウと魁渡。

大切な研究結果があろう場所にしては、あまりに警戒の薄いことに疑念を抱きつつ侵入した魁渡が見たのは。

以前と同じく鎮座する装置たちと、以前と異なり姿を消した神たちの光景でした。

自分たちは神を救えなかったのだということを、魁渡は悟ります。

「私たちが真に欲するのは、神などではない」 低く物憂げな声が届いた。

すぐさま魁渡とタミヨウは振り返った。少し離れて、桃色の瞳と金属の片腕の男が立っていた。

テゼレット。

(中略)

タミヨウが一歩踏み出した。

「神ではないのなら、何故そんなにも多くの神を殺害したのです?」

「神と精霊の領域の繋がりを試す必要があったのだよ、存在の内における物質的・非物質的な繋がりを研究するために――肉体と魂を。そして神はファイレクシアが真に求めるよりも、それらを遥かにたやすく行き来する」

 

影から現われるジン=ギタクシアス。

タミヨウの助言により魁渡は、彼らの狙いがプレインズウォーカーの実験体であると気づかされたのでした。

つまり自分たちはその罠にまんまとハマったのだと。

タミヨウとの共闘で打開を図るも、タミヨウを人質に捕られ動けない魁渡。

研究所を爆破させようと放った装置も、テゼレットによって回収・分解させられたのでいた。

金属の腕の男は陰険な笑い声を発した。

「お前の欠点は」 冷たい声だった。

「技術に頼りすぎることだ。私は既に克服している」

(中略)

何かが魁渡の後頭部を殴打し、全てが暗転した。




放浪者の一撃

驚愕に目を見開き、床に倒れ込む皇。

彼女は自分がそこにいることを確かめるかのように周りを見渡したのでした。

心配になって声をかける英子に、皇は説明します。

魁渡とタミヨウの危機を。

「テゼレットとジン=ギタクシアスに待ち伏せされたのです」

その記憶に、放浪者は震えた。あまりに深く現実的、まるで自分自身がそこに居合わせたかのように。

「助けなければ、決して脱出はできないでしょう」

 

皇宮には皇が必要だと躊躇う軽脚に対し、英子は頭を下げて言いました。

この場所は守る。だから弟をどうか救ってほしい、と。

皇宮への忠誠よりも、弟の命。

英子と皇が、共通して持つ意志。

うなずいた皇は香醍へと思考を送り、助力を求めます。

自身の灯の安定のために、香醍とのつながりを使わせて欲しいと。

彼女はその灯の力を用いて研究所まで飛ぶと。

エネルギーが放浪者の胸に満ちた。気まぐれな灯の呼び声を感じた――だが香醍の暖かさもそこにあって、彼女を落ち着かせてくれた。我が家の方角を指し示すコンパスのように、居場所を定めてくれた。

(中略)

軽脚と英子、そして香醍を社に残し、放浪者は永岩城を離れたかと思うと一閃の光とともにタメシの研究所に飛び込んだ。自らの到着を告げはしなかった。魁渡の姿を探しはしなかた、そして輝く金属の怪物の目が向けられた時、躊躇もしなかった。

放浪者は天空から剣を振り下ろすように、ジン=ギタクシアスの首から胸までを裂いた。

傷は深く、ジン=ギタクシアスの喉から発せられた金属の悲鳴は彼女の耳を貫いた。




今回はここまで

いやだから放浪者かっけええええぇぇぇぇぇぇぇ!!

剣一閃のキャラクターっていいよね(前回ぶり二度目)

テレポート&斬撃によって、無事ギタクシアスを切り伏せた放浪皇。

やったぜ!ハッピーエンド!

 

…と思ったら( ;∀;)

 

次回最終回です!

 

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*出典*

メインストーリー第4話:突入