【コラム】MTGのストーリーは”今”が一番面白い!

はじめに

これぞ!

MTGストーリー界に存在する永久の課題!!

 

こういう方々、多いですよね…。

そしてそんな皆様にこそ伝えたい!

MTGのストーリーは今こそ追うべきだぞ!と!

 

なぜか?

理由は端的に

今が一番ストーリーが面白いから!!

です!(執筆現在2022年9月、団結のドミナリアあたり)

 

今回はそんな話を、順を追って説明したいと思います。

 




目次

むかしむかし…

少し過去の話からしましょう。

MTGストーリーにおける直近の山場は、灯争大戦の物語です。

もはや、2015年の「戦乱のゼンディカー」あたりから足かけ4年は、この灯争大戦までの伏線だと言えます。

この4年間の物語で、英雄側はPW同盟ゲートウォッチを結成・拡大し、悪役ニコル・ボーラスはラヴニカでの”PW狩り”の計画を進めていました。

ここら辺については以下に簡単にまとめています。

【コラム】灯争大戦に至るニコル・ボーラスの謀略【ストーリー】

 

そして、その集大成となるのが灯争大戦

多元宇宙のPWたちがラヴニカに会し、ゲートウォッチをはじめとしたPW同盟と、巨悪ニコル・ボーラスの大戦争が行われたのでした。

そしてそのストーリーの中で、我々は数々の衝撃に見舞われるのです…。

 

ドムリが死んだあああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!

 

ダク・フェイデンが(あんまり物語深堀りされる前に)死んだあああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!

 

え…?ギデオン死ぬ…!?マジ…!?

 

ボーラスの敗北だああああぁぁぁぁあぁ!!!

 

…とまぁこんな感じ。

なお、上記の絶叫は想像です。

この頃の私、MTGのストーリーはおろかルールすらあやふやな初心者ですゆえ…。

とはいえ、当時の読者の受けた衝撃はすさまじいものだったことは想像に難くありません。

特に、ギデオンはすさまじいカリスマと主人公感で4年間のストーリーを引っ張ってきた人物だったため、その死はプレイヤーたちを失意のどん底へと陥れたのでした。

 

で!

この衝撃こそが、MTGのストーリーを追っていて一番楽しいところなんです!

我々はカードゲームの体験によって、少なからずキャラクターに愛着を持っています。

そして、そのキャラクターたちがストーリー上で死亡した場合、もう再録や特殊セット以外で彼・彼女と会うことはできなくなるのです!

事実、ギデオンはじめ灯争大戦で死亡したPWたちは、その後のセットでは登場していません。

想像してみてください。

例えば、あんなに環境を荒らしまわり、ファンとアンチを量産し続けたテフェリー。

彼がストーリー上で死んだ場合、もう新録で彼を見ることはできなくなるんです。

もう彼がスタンダードのカードプールに現われることは(原則)なくなるのです。

なんかこう…言い知れぬ寂寞感がないですか?

これは、普通の小説などでは味わえない体験ですよね。

キャラクターを喪った悲しみも倍化しようというもの。

長生きしてくれよ…ジジイ…

また、その体験を普段カードゲームをしている皆で共有できるのが最高です。

ストーリー知ってる人は

「ぎ、ギデオンが死んだあああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!ツラすぎいいいぃぃぃぃ!!!!」

 

ストーリーを知らない人は

「ギデオン死んだってマジいいいぃぃぃぃぃ!?やべええええぇぇぇぇぇ!!」

 

というわけです。

素晴らしいアニメの放送後は、皆の感想をSNSで追ったりするじゃないですか。

アレがリアルタイムで、プレイヤー間で繰り広げられるようなものです。

私も…灯争大戦のころにストーリーに興味を持っていれば…!この輪に加われたのに…(血涙)

そんな私だからこそ主張したい!

MTGはストーリーを知ると何倍も面白くなるぞ、と。

 




今こそストーリーを追うべき!

さて、前置きが長くなりましたが。

冒頭でもお話しした通り、2022年9月現在、ストーリーは今一番面白いところに来ています。

灯争大戦以来の、物語の「山場」が来ているわけですね。

この後に訪れるのは?そう!皆様もご存知の通り。

 

新ファイレクシアとの全面戦争!

 

です!

この山場へ向けて、直近ですでに数々の衝撃がプレイヤーを襲っています。

元をたどれば、カルドハイムに訪れた突然のヴォリンクレックス

お前…なぜここに…

ネオ神河でのタミヨウの完成。

誰よりも善良な心を持っていたのに…。

そして、団結のドミナリアでのアジャニの完成と…

ゲートウォッチの良心…どうして…

…ヤヤの死

ずっと昔から生きてきた英雄じゃんかよおおぉぉぉぉぉ!

これらの衝撃を目の前に、都度ストーリー好きたちは阿鼻叫喚の嵐に巻き込まれたのでした…。

 

そして、来るは新ファイレクシアとの激突。

灯争大戦以来の、壮大な物語のクライマックスです。

もちろん、この大きな戦いの中で、数々の英雄が散る可能性があります。

そして何より今回からの新しい要素。「完成化」。

これにより、死ぬことはおろか「敵側に寝返ることすらある」という状況になっています。

アナタのお気に入りのあの人は、今後のストーリーで命を落とすかもしれない。

それどころか、敵側としてアナタの他のお気に入りを殺害するかもしれない…。

そして、このドキドキハラハラを最前線で体験できるのが、ストーリーを追っている人たちになります。

今まではカードプレビューで、ストーリーの一部がチラ見せされてきましたが。

ネオ神河から、カードプレビューよりもストーリーが先に公開されるようになったためですね!

そして直近では、アジャニの完成、ヤヤの死の他にも、ウェザーライトの完成、アーテイやスクイーといった懐かしの面々の再登場、鴉の男の正体の露見等々、団結のドミナリアのストーリーはプレイヤーを驚かせ続けたものです。

本当に毎日のストーリー公開が待ち遠しかった…。

そしてストーリー好きたちの反応と感想交換が楽しかった…。

キミも!この輪に加わらないか!

 




これまでのストーリー

さて、これからの物語がいかに面白くなるかということが分かった上で!

それでも、やっぱり過去のストーリーはある程度知りたいよなーとか。

わかっていたほうが面白いよなーとか。

思われるでしょう!そうでしょう!

でも、膨大な過去の物語を追うのは大変ですよね…。

 

そこで、このブログを使ってくださいよ!(ダイナミック宣伝)

 

今より前の物語で、あらましだけ知りたい!という方に向けて、本ブログでは「○○年ストーリーまとめ」という記事を書いています。

図ったように灯争大戦から記事を書いておりますので、ホントにストーリーを知らない方はこちらをぜひ!

【2019年】灯争大戦のストーリーで起きたことまとめ

 

もしそれで興味を持たれた場合は、各エキスパンションごとのストーリー記事もご覧ください。

重要な部分は公式のストーリーより引用していますので、セリフ回しなどから”より”個々のキャラクター性を深堀りできると思います。

もっと興味を持たれたら、是非公式の原文を!

ここまで来れたら、あなたは足首まで沼に浸かっているようなものです。

ぜひ、自分の好きなキャラクターとかの背景を調べて、そのまま沼を突き進んで…。

そして、来るストーリーの山場にて、ともに時代の目撃者となりましょう!

 




今回はここまで

今回は、特にまだストーリーに踏み込めてない皆様を沼に引きずり込むための一本を書いてみました。

上の説明では、一例としてキャラクターの死について触れてみましたが。

ストーリーを知ると、その生き様や人間性から、さらにそのキャラへの愛着が湧くというのも大きな要素ですね。

自分の使ってる統率者のストーリーとか調べてみ?ちっとばかし世界変わるぜぇ?

 

MTG歴の浅い初心者ながらストーリーに魅せられた筆者の活動精神は、一貫して「同じ感動を他の人にも味わってほしい!」です。

公式の原文は長いし過去のことがわからないと難しいし…と思われている方々に、少しでもハードルを下げるためにまとめ記事などを書いていたりします。

なので、そこのアナタも!そして周りの方々も!

MTGはストーリーを知ると何倍も面白くなるから!

騙されたと思って!是非ッ!

 

と、いうわけで不定期に筆者の思いをほとばしらせるコラム。

次回もお楽しみに。

 

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