灯争大戦に至るニコル・ボーラスの謀略【ストーリー】

2021年6月13日

目次

はじめに

マジックの世界には、俗にいう「三大巨悪」というものが存在します。

まずは「ファイレクシア」

そして「エルドラージ」

最後は「ニコル・ボーラス」

 

エキスパンションで言うと、「新たなるファイレクシア」あたりで、巨悪エントリーナンバー1の「ファイレクシア」の話が(いったん)終わります。

そして、当ブログでも紹介した「戦乱のゼンディカー」「イニストラードを覆う影」で、巨悪エントリーナンバー2の「エルドラージ」の話も、いったん終結するのです。

では、次回以降ご紹介しようと思っている「カラデシュ」以降は誰がラスボスになるのか?

 

そうだね

 

ボーラスだね

 

イニストラードを覆う影ブロック以降のエキスパンション

カラデシュ → アモンケット → イクサラン → ドミナリア

は、灯争大戦につながるニコル・ボーラスの大いなる謀略の布石になっています。

それぞれのお話も一つ一つ完結しているのですが、この大きな流れを知っておくと"より"楽しめますので、カラデシュの紹介に入る前に、このボーラスの計略についてご紹介します。




ニコル・ボーラスの野望

ボーラスは(一応)最古のプレインズウォーカーと言われ、世の人間種族が灯に目覚めるよりも、ずっっと前から力を振るっていたエルダードラゴンです。

さて、その「プレインズウォーカー」という存在は、現在のゲートウォッチたちの時代と、最古のニコル・ボーラスの時代では力の強大さがかなり異なります。

 

古代のプレインズウォーカーたちは、「神」のような力を持っていたと言われています。

不老不死であり

自分の姿を自在に変えることができ

飲み食いも必要なく

次元すらも作り変えることができる。

「かつて、我らは神であった。知る次元にも知られざる次元にも、思うがままに破滅を振りまいた」(リリアナのオリジンより)

しかし、「大修復」という事件をきっかけに、全次元のプレインズウォーカーの灯は変質を迎えます。

これにより、プレインズウォーカーは「次元渡りを行える、他よりも能力に優れた存在」という程度の、現在の形へと変わったのでした。

さて、これに不満があるのがボーラスさん。

 

ボーラスの野望は、かつてのような全知全能の力を取り戻すこと。

そして、そのためにさまざまの人物を、次元を、そして神をも利用したのでした。

その計略がついに成就を迎えたのが、「灯争大戦」の物語だったのです。




ニコル・ボーラスの計略

灯争大戦におけるニコル・ボーラスの策謀。

それは、プレインズウォーカーたちを、一つの次元(ラヴニカ)へと集め、彼らのプレインズウォーカーの灯を刈り取り、すべて自分のものとすること。

それにより、かつての全知全能の力を得ることでした。

その計画が実行された灯争大戦のニコル・ボーラスは、「全ての場のプレインズウォーカーたちの能力を使える」という力によって表現されています。

 

そして、その計画のための「パーツ集め」が、カラデシュ~ドミナリアになります。

詳細はまたストーリー紹介でご紹介しますが、ここではざっくりの内容をご説明すると…。

 

アーティファクトと発明の次元、カラデシュでは、天才発明家「ラシュミ」によって開発された、次元間での物質転送装置たる「次元橋」を、テゼレットを遣わせ入手します。

神々の治める次元、アモンケットでは、ボーラス自らそこへ趣き、次元の神々を討ち滅ぼすと、彼らを「永遠衆」というアンデッド部隊へと作り変えたのでした。

イクサランでは、ヴラスカの力を利用し、次元の伝説の秘宝「不滅の太陽」を入手させ、それを送り届けさせます。

そして、ドミナリアでは、無限なるゾンビ集団を率いるための「将軍」ーリリアナ・ヴェスを、「契約」に基づいて支配したのでした。

 

これにより、ボーラスの計略のパーツがすべてそろったのです。

灯争大戦における、彼の計画は以下の通り。

 

まず、ニヴ=ミゼットによって作られた「次元間の標」により、プレインズウォーカーたちをラヴニカへとおびき寄せます。

そして、やってきたプレインズウォーカーたちの次元渡りの能力を、「不滅の太陽」によって封じます。

やがて、アモンケットからは「次元橋」を渡って永遠神、永遠衆が投入され。

「将軍」リリアナが軍団を率い、プレインズウォーカーたちの灯を「古呪」によって刈り取ってゆく…。

「やだ…完璧…!」と思わざるを得ない計画。

これにより、ラヴニカは未曽有の混乱に陥るのでした。

この次元とプレインズウォーカーに危機を、招集された者たちが結託し巨悪を討ち滅ぼす。

これが、灯争大戦のアツすぎる展開です。

ラヴニカの中心部は、誰一人防衛の一矢を報いる間もなく壊滅した。




今回はここまで

というわけで、フォーマットで言うと「パイオニア」あたりのカードプールにおける、ニコル・ボーラスの計略についてご紹介しました。

一つ一つのストーリーの裏で、大きな計略が動いているっていう展開、いいよね。

これがわかっていると、個々のエキスパンションの話の完結とともに、「嗚呼…ボーラスの計略がまた一つ前に…」と楽しむことができます。

イクサランの相克において、ヴラスカが不滅の太陽を送るシーンでは、まさにそのようなフレーバーテキストが書かれていますね。

邪悪なパズルの欠片がまたひとつ

 

各次元でのストーリーが気になった方は、“ストーリーまとめ"のタグからどうぞ!

では、次回からは詳細な「カラデシュ」の物語をご紹介します~。

お楽しみに!
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Posted by オクハラデン