【エルドレインの王権】フレーバーテキストから見るエルドレイン
はじめに
さて、前回はエルドレインの王権のこぼれ話をご紹介しました。
今回は、フレーバーテキスト編!
メインストーリーには絡んでこないカードが多いぶん、エルドレインのフレーバーテキスト(FT)は、その世界観をよく表しているものがたくさんあります。
今回はその一部を、いくつかの切り口でご紹介!
僻境のヤバさを表すFT
家の吹き飛ばし
「そんな壁で防げると思ったのかい?まったく、僻境の力を分かっちゃいないね。」
――墳丘の魔女、マラウェン
そもそも僻境に家を構えるってどういう人なの?と思わざるを得ない一文。
三匹のこぶたのエピソードなんか目じゃないね
記憶盗み
僻境では、カラスが盗むのはつまらない物ではない。
シンプルに怖いっ!
…ちなみに、僻境のものと思われるカラスの悪行は他にも。
カラスの仕返し
タズデイル卿は魔女のイグレッタの顔など二度と見たくないと言い放った。
イグレッタの使い魔がすぐにその要求に応じた。
壮大な破滅
その日、ドラゴンの頭の中をたくさんのことが通り過ぎていったが、それに剣が加わるとは思いもよらなかった。
童話世界でも悪役めいて語られることの多いカラス。
エルドレインも例外じゃないですねぇ…。
童話っぽい世界観を表すFT
エルドレインは童話をベースとしているため、その世界観を表すフレーバーテキストもあります。
恋煩いの野獣
理性は孤独であることを選んだが、感情はそれに背いた。
まさに美女と野獣の物語を彷彿とさせる一枚。
人間トークン同様、美しすぎるフレーバーテキストですね。
…そして反対に、童話のオマージュかと思いきや、「?」となるのがこちら。
切望するマーフォーク
彼女は乾いた地面を歩くことを強く望んだ。
そこで復讐を果たすために。
王子に焦がれる人魚姫…じゃない!?
物語が繋がってる…?FT
巨大な好機 と 伸びゆく豆の木
美味しそうに見えるが、植えるのが一番だ。
これに対し、続きのお話がこちら。
魔法の豆は 植える ものなのだと、気づいたのが少し遅かった。
あーあ…食べちゃった…
敬愛される王女 と 僻森の追跡者
頑丈なブーツを拒む場所へ、上品な靴が行きつけることもある。
ここだけでも非常にカッコイイフレーバーテキストなのですが。
「ガラスでできた靴を履いていた。普通の獲物じゃない。」
繋がってるうぅぅぅぅぅぅ!
かっけええええぇぇぇぇ!!
エルドレインのイチオシFT
ここからは、シンプルにカッコイイフレーバーテキストを次々ご紹介!
砕骨の巨人
すべての物語が輝かしい終わりを迎えるとは限らない。
放浪馬
「良い馬は主を家まで運ぶ。最高の馬は主を栄光まで運ぶ。」
――獅子の爪、エイリン卿
尊きグリフィン
「この物語はグリフィンの羽でできたペンで書いたのだ。その羽を手に入れるまでの経緯も、まるで一つの物語だよ。」
――伝承の語り部、チュレイン
蛙化
羽虫が鹿肉の傍らを飛んでいたが、どちらもうまそうに見えてきた。
いかがでしたか?
他のエキスパンションの例に漏れず、エルドレインも世界観を表すフレーバーテキストが非常に多いです。
まだ紹介しきれてないものもいくつもあるため、ぜひ見てみてくださいね!
では、最後に環境でよく見る一枚をば…
魔女のかまど
漂ってくる香りは、おいしそうでもあり、怪しげでもあった。
こ、これは…!?
ね…猫肉うううぅぅぅぅぅ!?!?
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ディスカッション
コメント一覧
ネコ肉ではない。ネズミ肉だよ。猫の影が大釜の下に映っている。ネズミ肉があれば彼女は戻ってくるしね。
たしかに!
でも当時のスタン環境で、この大釜に放り込まれたのは当のネコさんだったんですよねぇ…笑