2022年にMTGのストーリーに起こったことまとめ
はじめに
「毎回ストーリーを追っているわけではないけど、物語の大枠は知りたい!」
「今から新しくストーリーを追いたいから、過去の物語のあらましを知りたい!」
そんな皆様に、一年の中で起こったMTGストーリーの”大きな出来事”だけを抜粋してお届けするシリーズ。
今回は2022年版。
エキスパンションとしては、神河:輝ける世界・ニューカペナの街角・団結のドミナリア・兄弟戦争が対象となります。
それぞれ時系列順に見てみましょう!
放浪者は神河の皇だった
【神河:輝ける世界より】
灯争大戦にて、素性の知れない謎のPWとして登場した放浪者。
神河:輝ける世界にて、その正体はなんと神河次元の皇だったと判明しました。
真の名を口にすることができない彼女はプレインズウォーカータイプを持たず、「放浪皇」という形でカード化されます。
灯が安定せず、同じ次元に留まることが難しい放浪皇は、現実チップの力に頼ることで、このネオ神河のストーリーで活躍を見せました。
漆月魁渡と放浪皇がジン=ギタクシアスと戦った
【神河:輝ける世界より】
ネオ神河の主人公、放浪皇の幼馴染であり同じPWである漆月魁渡は、突然消えた彼女の行方を探しつつ、神河次元に巣くう闇を調査していました。
そして出会ったのは、神河の神々を利用し実験を行う怪物、ジン=ギタクシアス。
彼がそのファイレクシアンと戦う最中、放浪皇は神河へと帰還し、二人は協力してこの巨悪へと立ち向かったのでした。
タミヨウが完成化した
【神河:輝ける世界より】
魁渡や放浪皇とともに、神河にいる「家族」たちを守るために奮闘していたタミヨウ。
彼女はギタクシアスに与していたPWテゼレットとの戦闘の最中、隙をつかれ彼に連れ去られてしまいます。
そしてとある研究室で彼女が目覚めた時。
タミヨウの心にはファイレクシアへの忠節のみがあったのでした。
彼女の全ては、新たなる「家族」のために…。
エルズペスとオブ・ニクシリスが争った
【ニューカペナの街角より】
アジャニの勧めにより、故郷となる次元ニューカペナを訪れたエルズペス。
その次元では「光素」と呼ばれる物質を巡り、5つのファミリーが争いを続けていたのでした。
そして、その光素を無限に供給することができる少女ジアーダを支配下に置かんとするオブ・ニクシリス。
彼女を守るべく奮闘したエルズペスは、新たな武器ラクシオールを授かることでニクシリスを撃退しました。
光素が新ファイレクシア対抗の鍵だと判明した
【ニューカペナの街角より】
光素の正体とは天使の精髄であると、エルズペスは知ります。
遠い昔、旧カペナがファイレクシアとの争いを続けていた時。
悪魔たちは天使の精髄たる光素を利用し、その軍勢を退けました。
そして彼女は、光素こそがファイレクシア打倒の鍵になると踏み、その情報を持ってドミナリアへと向かったのでした。
ウラブラスクが革命を起こそうとしている
【ニューカペナの街角より】
エルズペスと同時期にニューカペナを訪れ、彼女と共闘することとなったビビアン・リード。
テゼレットの導きにより、彼女はニューカペナの深層にてウラブラスクと対面します。
その法務官はビビアンへ、エリシュ・ノーンへの革命計画を伝えました。
そしてそのために必要なものを揃えて欲しいと。
一つは光素。もう一つは、エルズペスという名のPW。
エリシュ・ノーンはそのPWを恐れているのだ、と。
アショクがエリシュ・ノーンを翻弄している
【ニューカペナの街角より】
新ファイレクシアのエリシュ・ノーンの聖域にて、ノーンは不浄な有機体が蔓延るのを目にします。
あり得るはずのない光景に、自らの堕落さえも疑い始めるノーンでしたが、その正体はアショクの見せていた悪夢でした。
アショクは、かつてエルズペスがノーンの手を逃れていることを露呈させ、彼女の憤りを煽ります。
アショクの去った地を見ながら、その法務官はエルズペスへの憎しみを一層強くしたのでした。
ファイレクシア化の恐ろしさが露呈した
【団結のドミナリアより】
ファイレクシア討滅の鍵である「酒杯」について調査を行っていたカーンは、コイロスの洞窟にてファイレクシアの法務官シェオルドレッドと邂逅します。
そして彼はこの接触により、恐ろしい事実を知りました。
ファイレクシア化は、本人すら気づかぬままに行われる。
ドミナリアの全ての生物が、すでにファイレクシア化されている疑いの対象なのだと。
アジャニが完成化し、ヤヤが死亡した
【団結のドミナリアより】
英雄側が総力を挙げ、シェオルドレッド率いるファイレクシア軍と争ったマナ・リグでの戦い。
最終決戦の場にて、カーンは酒杯の封印を解放します。
その瞬間、完成化した姿を露呈するアジャニ。
彼は酒杯を持っていたヤヤへ一撃を入れると、酒杯を破壊し、ヤヤをマナ・リグの外へと放り出したのでした。
カーンがファイレクシアに囚われた
【団結のドミナリアより】
シェオルドレッドによって計算されたアジャニの刃は、カーンの身動きを封じます。
ジョイラが苦渋の末、マナ・リグの爆破を実行する中、カーンはシェオルドレッドによって新ファイレクシアへと連れ去られてしまったのでした。
彼を歓待するエリシュ・ノーンは言います。
「大いなる行いの始まりです、父様。全ての始まりです」と。
テフェリーが酒杯起動のヒントを得た
【兄弟戦争より】
テフェリーの要請で、サヒーリは酒杯の複製と、時間遡行のための時空錨を創造します。
カーンが不在となった今、不明となってしまった酒杯の起動方法を知るため、テフェリーは時間を遡りました。
兄弟戦争の終幕へと霊体の姿で遡行し、そこで酒杯起動後のウルザと対面することとなったテフェリー。
彼はウルザへと、プレインズウォーカーのことやファイレクシアのことを語ります。
そしてその対話の中で、テフェリーは酒杯起動の鍵が方法ではなく人なのだと知ったのでした。
テフェリーが行方不明となった
【兄弟戦争より】
ウルザが酒杯を起動するその瞬間を目撃するため、その寸前で凍結させていた時間を動かしたテフェリー。
果てしなく広がる空間の中でウルザと邂逅し話をしますが、その対話の終わりに彼の視界は暗闇に包まれます。
次に気づいた時、彼は見知らぬ海岸で横になっていたのでした。
彼はどこへ消えたのか。そして酒杯起動の方法は接続していたケイヤに伝わったのか。
2022年現在、これらは謎のままです。
英雄たちが結集した
【兄弟戦争より】
新ファイレクシアへ向かうべく、英雄たちはドミナリアに結集します。
ジェイス、ニッサ、レン、エルズペス、ヴラスカ、放浪者、漆月魁渡、タイヴァー・ケル、そしてルーカ。
レンはチャンドラやリリアナを待ちつつ、消えたテフェリーのためにドミナリアに残ると宣言しました。
そして、残る英雄たちはそれぞれの最後の準備を終えると、新ファイレクシアへと旅立ったのです。
今回はここまで
2022年は、まさに新ファイレクシア全面戦争への布石が散りばめられた年でした。
タミヨウ完成化の衝撃から幕を開け、アジャニの完成化やヤヤの死亡、ウラブラスクやテゼレットは新ファイレクシアへの革命を企てており、エルズペスは勝利のための鍵を手に入れた…?
そして、12月には次セットにて5人のPWの完成化まで予告されました。
マジックも30周年を迎える来年は、ストーリーの方も大きく動きそうな予感です!
一体どうなってしまうのか…!?次回は2023年のまとめでお会いしましょう。
お楽しみに!
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Discussion
New Comments
読んでないのにストーリーが公開された瞬間に衝撃的なシーンの画像だけ抜き出して叫び声あげて拡散するのやめたほうがいいですよ
ゆでたまご先生じゃないですけどせめて半日くらいはネタバレは待つべきでは?
楽しみに待ってる人からしたらリーク野郎と変わらないです
コメントありがとうございます!
なるほど、たしかにそうかもしれません。
MTGストーリーはカードの公開でネタバレをされることが多く、私自身もあらましを先に読んでしまってから詳細を読む読み方をしているので、あまり気にしておりませんでした。
次回以降は気を付けるようにし、せめて自分が読んでから拡散するようにいたしますね。
ご意見ありがとうございました!
【私信:2023年2月12日の朝にコメントくださった方へ】
コメントありがとうございました!
でも、ちょっと頂いたコメントには勘違いがあったように思います。(この記事の話ではないので)
また、ブログ内での白熱が起こることは本意ではないので、頂いたコメントの公開は控えさせていただきました。
お気持ちはとても伝わりましたし、私の味方をしていただけてるんだなーと嬉しかったです!
ありがとうございました!